余命30年スタート

 今日は、コロナによる緊急事態宣言中ですが、成人式の日です。感染拡大防止のため、式典が軒並み中止になっていますが、これを書いているドトールの隣の席では、会場で写真だけ撮りに来た晴れ着姿の女子二人組がテンション上がり気味で楽しそうに話しています。

 毎年、新成人の姿を見ると、知らない子達でもおめでとうと言ってあげたい気持ちになり、これからの前途多難な人生に向かって、ガンバレと心の中で応援しています。

 私は、昨年49歳になりました。成人後、30年も生きているんです。自分の人生を振り返ると、いい人生だったのか自信がありません。

 また、新型コロナによって、失業率や自殺者が増加している中、最近、自分も気持ちが落ち込み気味である事を感じています。

 現在、日本人男性の平均寿命は81歳です。そうすると、自分の残された人生の期間は、

 

 あと30年...

 

 なかなか実感が湧きませんが、これまで50年間生きてきた1年のサイクルが、あと30回で終わります。桜を30回見たら、まだまだ生きていたくても、この世から居なくなります。しかも、最後の方は、ヨボヨボで今みたいな自由度は無いでしょう。人生が終わる時は、それまでの人生に納得して安らかに終わりたい。

 華やかな新成人を横目に見て、これから自分は、あと何年生きるのか、どの様に残りの人生を生きていくべきかを考えていかなければと思いました。

 一人の人生なんて、ちっぽけなものだけど、これから30年、生き方を考えてゴールに向かいたい。

 だから今日から、余命30年のスタートです。